ISO コラム

エア漏れは可視化できます

省エネルギー活動の一環として、工場内のエア漏れをチェックしコンプレッサーの運転時間を削減する活動が各組織で実施されてきました。 

この活動の成果を更に向上させる手段として、近年「産業用超音波カメラ」によるエア漏れ箇所の可視化技術が普及しています。東海地区のJCQA登録組織である大手建材メーカー様で、このカメラを使用して2台稼働していたコンプレッサーの内、1台を休止させ、大きなコストダウンを達成された事例を受審組織の皆様に紹介いたします。 

従前は、生産がない時間帯でエア漏れの音を探し、石鹸水を塗布してエア漏れ箇所を検出する方法などが主流であったと記憶しています。
産業用超音波カメラであれば、高所など石鹸水テストが実施できない箇所でも、赤外線温度カメラのようにエア漏れ箇所がグラフィック化され、エア漏れ箇所を容易に発見し改善することができます。 
 
皆様の組織においても改善に活用されてはいかがでしょうか。
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