内部監査の有効な進め方

内部監査はマネジメントが決めたことをみんなが守っているか、目的とする成果を上げているかをチェックする手段として規定されています。ボトムアップが重要な考え方では株主や税務当局のための財務監査以外ではほとんど実行されていなかった手段ですが、トップダウン的傾向が強いISOのマネジメントシステム標準においては重要な手段として認知されています。それと共に、審査機関が適合性評価のための訪問の間隔に審査機関の代わりに確認をしておく役割も期待されています。内部監査は形式的な活動に終わらせてはなりません。当該マネジメントシステム標準が行われているかではなく、標準の規定している趣旨に沿って具体的なシステムを確立し確実に運用しているのか、実際の効果は上げられているのか、実施の仕方に改善の機会がないのか等、内部の人間だからできる実体に則した監査が重要です。そして、これらのことは監査員に任せるのではなく、管理責任者が重点を指示したり、重点に即した監査員を選任するなど、監査を戦略的に計画することを勧めます。

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