組織とマネジメント

マネジメントシステムを構築する対象の組織については、広辞苑によれば、「社会を構成する各要素が結合して有機的な働きを有する統一体」と説明されています。統一体としての目的を実現するために、各要素が結合して有機的な働きをすると言うことです。ISO9000の3.3.1では、組織という言葉を、品質マネジメントシステム用語の定義として「責任、権限及び相互関係が取り決められている人々及び施設の集まり」としていますが、これは品質マネジメントシステムだけに限られた定義ではなく、広く適用可能な定義であることを意味し、他のISO規格でも認めています。各要素を有機的に働くように結合させる手段として、責任、権限、相互関係を決めておく必要がある、と言うことです。言い換えると、責任、権限、相互関係を決め、監督し、見直すことがマネジメントの基本です。このように、マネジメントとは組織の目的を達成するために、「他人に一定の仕事をさせること(慶應義塾大学榊原清則教授)」であると言えます。そして、組織の構築はそのための重要な入り口です。

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