ISO50001への取り組み
JCQAではISO50001認証業務の準備を進めており、近々、業務を開始する予定ですので、ISO50001について紹介させて頂きます。
<ISO50001の背景と狙い>
地球温暖化防止への取り組みは、今や待ったなしの課題となっています。
我が国においても東日本大震災に関連して発生した東京電力福島第一原発事故に端を発して、全国的に電力の受給が逼迫する状況が今後とも継続することが予測されます。
ISO50001は、組織がエネルギーの効率、使用及び消費量を含むエネルギーパフォーマンスを改善するために必要なシステム及びプロセスの確立を可能とすることを目的に
作成されたマネジメントシステム規格で、2011年6月15日にISO50001:2011が発行され、10月20日にJIS化されました(JIS Q 50001:2011の発行)。
<ISO50001の概要>
ISO50001は、方針の設定、エネルギー使用に関するレビューと改善目標の設定、文書化や文書管理、力量・教育訓練、内部監査、マネジメントレビューなど、
ISO9001やISO14001と多くの共通点をもっており、これまでISOマネジメントシステムに取り組んできた事業所にとっては取り組みやすい規格構成となっています。
<ISO50001の導入によるメリット>
ISO50001には次の特徴があります。
①最高経営層の役割と責任がより重要視されている
②エネルギーパフォーマンスの改善が求められる
③ISO14001の「環境側面の特定」に相当する「エネルギーレレビュー」、「エネルギーベースライン」、「エネルギーパフォーマンス指標」の要求事項があり、
エネルギーパフォーマンスを改善するための手法が具体的に定められている
④設備の設計、調達に関してエネルギーパフォーマンスの影響を考慮する必要がある
⑤他のマネジメントシステム(特にISO14001)との統合が容易である
ISO50001の導入により次のメリットがあります。
①エネルギーパフォーマンスの改善
②エネルギーコスト及びGHG排出量の削減
③従業員の環境に関する意識向上
④エネルギーの効率的使用、競争力の強化
⑤組織活動の透明化
⑥社会的信頼の向上
⑦企業のイメージアップ
⑧法令順守(コンプライアンアス)の推進
⑨リスクマネジメントの強化

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